カテゴリー: 落書き

『文体の舵をとれ』練習問題p49(トレリド)

練習問題②ジョゼ・サラマーゴのつもりで

一段落~一ページ(300~700文字)で、句読点のない語りを執筆すること(段落などほかの区切りも使用禁止)。

『文体の舵をとれ』アーシュラ・K・ル=グウィン p49

もう二度と句読点を雑に扱わないので許してください、と思いました。


 その時のローズハートの顔ときたらまったく教わってない芸をさせられた時または投げられていないのに何かを放った腕の先を見つめてしまった時の犬のようで本当に見物だった!それ以上に面白かったのは偶然居合わせたのかどこからかすっ飛んで来たのかいつの間にかローズハートの傍にいたクローバーがさもおかしくありませんみたいな顔で「悪い悪い俺が借りたままだった」なんて取り澄まして言ったことよ!動画を撮っておけばよかったあなたが見られなくて本当に残念だってこんなことはもう二度と無いでしょうしあなたがローズハートやクローバーに会うこともないでしょうからね!私ばかり喋りすぎかしらでもだってこんなこと同僚は勿論生徒にだって話せやしないもの!もしも教師の仕事が安全な範囲で失敗させたり恥をかかせたりすることだというのならきっとクローバーは絶対教師にはなれっこないでしょうよ!